井手英策研究会へ
ようこそ
当研究会は、先生の専門である「財政社会学」の知見をもとに、制度分析のアプローチから様々な社会問題について研究しています。論文執筆やイベントを通して、自分で考えチームとして動く力を身に着けることができます。
活動紹介
財政社会学とは
当研究会は、先生の専門分野である財政社会学の視点から勉強を進めています。財政社会学の特徴は、社会の現状にふさわしい財政の在り方を模索するにあたり、政府の実施する「財政政策」とその基盤となる「社会(またはそれを構成する人びとの心)」の変化との相互影響性に重点を置くことにあります。その意味で、政治・経済を含む「社会」の変化を、人々の意識や行動に根差した、よりリアルで、より包括的な観点から分析することを軸に据えて活動しています。
Seminar (月曜日3-4限)
春学期
テキストの輪読を通して、財政社会学等についての理解を深めます。その後は複数の班に分かれて、夏休みに行われる「合同ゼミ」を目標とした論文制作を開始します。
秋学期
当研究会は三田祭論文では発表を行わず、京都大学とのインゼミを最終目標として論文制作をします。そのため、秋学期は11月に行われるインゼミに向けて、発表・フィードバックを繰り返して論文を作り上げていきます。また、インゼミが終わった後は、4年生の卒論発表を行います。
Sub Seminar
月曜3-4限の授業時間以外にも、サブゼミとして時間を設けて活動します。具体的には、ゼミで指摘された点に関する班員内での検討、次の発表までの課題点整理、文献探しや新しいアイデアの提案など、ゼミに向けた準備を行います。曜日や場所は決められていないので、各班員の都合に合わせて実施します。
WEB編集者から一言
当サイトをご覧いただきありがとうございます。このwebサイトを通じて、皆さまに井手ゼミの活動や魅力が伝われば幸いです。
ゼミでの活動は、“楽”であったり“コスパの良い”ものではないかもしれません。もしかしたら、「就職活動があるから、興味はあるけど、入ゼミは遠慮しとこうかな」という方もいるかもしれません。
しかしながら、井手ゼミで得ることのできる学びや出会いは、間違いなく一生ものですし、就職活動や大学院に向けた学習とゼミを両立する際に不可欠な調整能力こそ、今後の人生で役立つものであるはずです。
このサイトを通じて井手ゼミに関心を持ってくださった方と、ともにゼミ活動に励める日を心待ちにしております。
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井手英策(いで えいさく)
1972年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。日本銀行金融研究所、東北学院大学、横浜国立大学を経て、現在、慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政社会学、産業社会学。総務省、全国知事会、全国市長会、日本医師会、連合総研等の各種委員のほか、朝日新聞論壇委員、毎日新聞時論フォーラム委員なども歴任。
著作にWorlds of Taxation: The Political Economy of Taxing, Spending and Redistribution since 1945, co-editor with Gisela Huerlimann and W. Elliot Brownlee, Palgrave Macmillan, 2018. Debt and Deficits in Industrialized Democracies, co-editor with Gene Park, Routledge, 2015. The Political Economy of Transnational Tax Reform: The Shoup Mission to Japan in Historical Context.", co-editor with W. Elliot Brownlee and Yasunori Fukagai, Cambridge University Press, 2013.ほか多数。2015年度大佛次郎論壇賞、2016年度慶應義塾賞などを受賞。
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